今回は生成AIではおなじみのNegative promptに関してです
入れるだけで動画のクオリティが上がったり、不自然な構成がなくなるので、是非活用しましょう
設定方法
Negative promptは、Parametersから設定します
下記赤枠部分にネガティブプロンプトをカンマ区切りで入力します
画像生成AIなどのプロンプトとは若干違うようですが、基本は一緒です
クオリティを上げるための呪文なんかを入力します
Negative Promptによる変化
実際にどのぐらい変わるのか検証します。条件は全て下記と同一とします
【条件】
Text to Videoで生成
Prompt :A single tree.
Strength of motion:12
Seed:2813398507524992
Negative prompt:無し
悪くは無いのですが、なんとなくぼんやりした感じです
ugly,bad,terrible
かなりくっきりとした動画になります
UGLY, BLURRY, MULTIPLE LIMBS, PIXELATED, STATIC,
FOG, VECTOR ART, FLAT, UNCLEAR, DISTORTED, ERROR, STILL,
LOW RESOLUTION, OVERSATURATED, BLUR
更に細部まではっきりしましたが、別の動画のようになりました
その他、人が入ってほしくない時は「Human」を入れるなどで不要な要素を排除することもできます
※Image to Videoですでにいる人を消すとかはできません
このように、Negative Promptは動画のクオリティを向上するのに有効です
ぜひ活用してみてください