ガイド · Xの使い方

Xのミュートの仕方|アカウントとキーワードの設定手順とブロックとの違い

誹謗中傷、レスバの流れ弾、見たくないニュースへの不満。癒やされたくて開いたはずのタイムラインが、疲れる場所になっていませんか。ミュートを使えば、そういうものを自分の視界から外せます。設定手順を、ゼロから順番に説明します。

ミュートは、遠慮せずに使っていい機能です。

見てしまった時点で時間と気力を使っています。誰かに断る必要も、後ろめたく思う必要もありません。自分の時間を守るための設定です。

ミュートとブロックはどう違うか

どちらも相手を視界から外す機能ですが、相手に伝わるかどうかが決定的に違います。

ミュートブロック
相手に分かるか分からない分かる
相手からの閲覧できるできない
相手からのリプライ届く(自分には見えにくい)できない
向いている場面タイムラインを静かにしたい絡んでくる相手を遮断したい

ブロックは相手に伝わるため、過剰に反応する人が一定数います。よほどのことがなければまずミュートで十分です。ただし、何度もリプライや引用を送ってくる相手にはブロック一択です。そこは迷わなくて構いません。

アカウントをミュートする

手順は3秒で終わります。

  1. その人のポストの右上にある「…」(3点リーダー)をタップします。
  2. メニューから「◯◯さんをミュート」を選びます。

これでそのアカウントは、あなたのタイムラインからほぼ消えます。「ほぼ」と書いたのは、他の人がその投稿を引用した場合などに見えてしまうことがあるためです。完全にゼロにはなりませんが、日常的に目に入ることはなくなります。

キーワードをミュートする

アカウント単位ではなく、話題そのものを消す方法です。炎上しているニュース、特定の人物や企業への批判が「おすすめ」に流れてくる時は、その名前を登録すれば表示されなくなります。

設定の場所が少し深いので、順番に進めてください。以下はAndroidの画面ですが、iOSとWebでもほぼ同じです。

  1. 左のサイドメニューから「設定とサポート」をタップ
  2. 「設定とプライバシー」を選択
  3. 「プライバシーと安全」をタップ
  4. 「ミュートとブロック」をタップ
  5. 「ミュートするキーワード」をタップ
  6. 右下の「+」を選ぶ
  7. ミュートしたい語句を入力し、右上の「保存」で完了

入力できるのは、個人名でもハッシュタグでも普通の単語でも構いません。

「すべてのアカウント」と「フォローしていないアカウント」

登録画面には適用範囲の選択があります。どちらを選んでも構いませんが、性質が違います。

  • すべてのアカウント:相互フォローの相手も対象になります。徹底して消したい時はこちら。ただし、リプライがそのワードを含んでいると気づけないことがあります。
  • フォローしていないアカウント:知らない人の投稿だけを消します。フォロー相手とのやり取りは残るので、見落としが起きにくい選び方です。

ニュースや炎上系の単語なら「すべてのアカウント」、日常的に使われうる単語なら「フォローしていないアカウント」、と使い分けると失敗しにくくなります。

ハッシュタグを入れた場合の挙動

ハッシュタグを登録すると、ハッシュタグなしの同じ単語もミュートされます。「#〇〇」と登録すれば「〇〇」も消えるということです。両方を別々に登録する必要はありません。

登録しておくと快適になるワード

見たくないニュースや人名のほかに、こういう語句も効きます。

  • 相互フォロー系の定型文:「相互フォロー」「ブルバ100」など。エンゲージメントを集めるための投稿が視界から消えます。
  • コミュニティ名:「◯◯のみなさまはじめまして」といった挨拶ポストを減らせます。ただしコミュニティの投稿そのものは消えません。ここは仕様なので諦めるしかない部分です。
  • ネタバレしたくない作品名:期間を区切って登録しておくと安心して過ごせます。

ちなみに、エンゲージメントを誘発する投稿はX側でも取り締まりの対象になっています。参加するリスクについてはエンゲージメントファーミングは90日3回で収益停止にまとめました。ミュートで見えなくするだけでなく、自分が参加しないことも大事です。

解除の仕方と、期間を決めておく方法

解除は、同じ「ミュートするキーワード」の一覧から行います。解除したいワードをタップし、「キーワードを解除」を選べば戻ります。

登録時に期間を指定することもできます。ネタバレ回避のように一時的なものは期間を設定し、恒久的に見たくないものは手動解除にしておくと、後から一覧を見て迷わずに済みます。

ミュートしすぎに注意

ここは補足です。ミュートは強力ですが、「不快なものは存在しない」という状態に慣れすぎると、違う意見に触れる機会まで減っていきます

個人的には、次の線引きが現実的だと思っています。

  • ミュートしてよいもの:誹謗中傷、レスバ、繰り返し流れてくる不快な話題、エンゲージメント狙いの定型文
  • 残しておきたいもの:自分と違う立場からの、筋の通った意見

感情をすり減らすものは切り、考えるきっかけになるものは残す。この区別さえ意識しておけば、使いすぎで困ることはありません。

まとめ

不快なユーザーも不快な発言も、見なければどうということはありません。ミュートは、自分の時間と気持ちを守るための当たり前の設定です。

  • アカウント単位なら、ポストの「…」から2タップ
  • 話題ごと消すなら、設定 → プライバシーと安全 → ミュートとブロック → ミュートするキーワード
  • 相手に知られたくないならミュート、絡んでくる相手にはブロック

気づいた時にどんどん追加していけば、タイムラインは確実に静かになります。